みんな赤ちゃんだった

「2月は逃げる」。
あっという間に3月になりました。
 
産院でもらった製薬会社の「育児ノート」、
ハルちゃんが生まれてから毎日かかさずつけています。
今までの5ヶ月間は見開き二週間で、
24時間の記録を細かくつけていくというもの。
毎日馬鹿みたいに几帳面につけていました。
それが、今月からは見開き一ヶ月になり、
一日のメモがとっても簡単になったのです。

ああ、ハルちゃん生まれてもうすぐ半年経つのね。
育児をしはじめて、半年になるんだ・・・と
このノートを見て実感しました。
 
さて、今日はお習字の日。
「迷者不問道」という言葉を書きました。
迷う者は道を問わず。
今の私にはずっしり心に響くものがありました。
これまでもこれからも、私はいろんなことに迷いながら
たくさん心配して思いっきりくよくよするだろうけれど、
それでもしっかりと道を踏みしめて歩かなくちゃ。
 
先月、夫とふたりでコンタクトレンズを買いに眼科へ行ったとき、
待合室で読んだ絵本が忘れられなくて。
夫がプレゼントしてくれましたヽ(´ー`)ノ

みんなあかちゃんだった (えほん・こどもとともに)

みんなあかちゃんだった (えほん・こどもとともに)

なんてことはない、赤ちゃんの絵がたくさん描いてあるだけの絵本。
生まれてから2歳、3歳になるまで、
赤ちゃんはどんなことができるようになるかということが
丁寧に、細かく、描かれています。
作者氏は実際に子供を育てたことのある人なのだろうと想像できるほど、
赤ちゃんの動きや表情がとてもよく描かれています。
色えんぴつで描かれた、温かいタッチの絵。
まだおなかが大きかった頃、眼科の待合室でこの絵本に出会って
幸せな気持ちで読んだことを思い出します。
「みんなあかちゃんだった」。
赤ちゃんの愛おしさを知った今、たったこれだけの言葉だけで、
人に優しくしようと思えてくるから不思議です。